どうもイチニノです。今回は発達障害グレーゾーン・境界知能の長女が通う特別支援教室の面談があったのでその内容について書いていきます。ではどうぞ
特別支援教室での面談
特別支援教室では学期毎に面談が実施されます。内容としては年度はじめに設定した目標や課題に対する進捗や、達成度を確認したり、また新たな課題の共有やこれからどのように支援をしていくかの打ち合わせを行います。
特別支援教室
発達面や情緒面などで課題を持っている子供たちを対象に、各々の特性に合った指導や教育を受けることができる場。教育委員会へ申込の後、面談等を通して必要と認められれば利用が可能。
2学期の様子やフィードバック
今回の主な内容としては2学期までの学級・特別支援教室での様子をもとに話が展開していきました。
学級内での課題と進捗
課題:授業前の学習準備と気持ちの伝え方
進捗:準備は概ねできるようになっており、時間に遅れることが減ってきた。が、気持ちの伝え方の面では感謝の気持ちなどまだ大人からの声掛けによって促すことが必要。
今後の課題:引き続き学習準備の定着と適切に気持ちや感謝を表現できるよう目指す
特別支援教室での課題と進捗
課題:自他の感情の受け入れ方と書字の定着
進捗:適宜相手の気持ちを聞き、自身の感情を適切に伝えることができてきている。また書字に関しては文の構成が上手く取れるようになったものの、今でも文字を忘れてしまうことがあるため都度確認が必要。
今後の課題:自身のやりたいことや希望を優先するのではなく相手の要求に応える練習、経験を積む。書字に関しては文字を忘れた際にすぐに確認が取れるような一覧表を使用し、完璧な定着を目指す。
2学期初めに少しお友達とのトラブルがあり、不安定な時期がありましたが、そこも含め感情をどう表現しヘルプをだすかなどお話しさせてもらいました。
家庭からの相談
次に家庭での困りごとや相談事項の共有をしました。我が家としては①障害の告知をしようとしていること②告知にあたり診断名をはっきりさせる必要があるか③学習内容として取捨選択をどの程度できるか、を話させてもらいました。
①障害の告知
相談▶️▶️▶️本人に発達障害グレーゾーンや境界知能について伝えることをどう思うか。また告知のタイミングや伝え方などアドバイスがほしい旨相談しました。(前回ブログにて告知についての詳細有)
回答◀︎◀︎◀︎タイミングとしも今がちょうどいいのではとのこと。理由としては、現在抱えている本人の困り感に寄り添い、また気持ちの解決に繋がる可能性があること。また先々、特性の理解によってメンタルが保たれたり、取捨選択ができたりとの期待が持てるとのことでした。伝え方としては『障害』🟰マイナスというイメージがつかない話し方をおすすめされました。(例えば、障害という言葉を苦手に代替するなども有効)心理士さんからの勧めでも告知のタイミングは8歳前後が良いとされていたりと、小学校のこのタイミングが良い判断だと思いますと後押しいただけました。
②診断名の確定
相談▶️▶️▶️告知にあたり、はっきりとした診断名がついていた方が良いのではないか。また今後の支援や配慮に関しても診断がつく事によってさらに円滑に進められるのではないか。などを相談しました。
回答◀︎◀︎◀︎告知については、特に診断名の有無によって受け取り方に変化はないのではないかとのこと。それよりも伝え方への配慮が最優先という感じでした。また今後の支援について、もちろん診断名やその特性の詳細がわかることは今後の配慮に生かせることができるが、現状WISCの検査結果含め日々の授業で分かり始めていることがあるのでそちらでも十分なデータにはなっているとのこと。逆に診断がつくまでの時間と労力が意外とかかることが想定されるので、無理に行く必要は感じられないとのことでした。
③学習内容の取捨選択
相談▶️▶️▶️割とやればできることも多くあるが、長期記憶に残らず消えてしまったり、全部をやろうとすると疲れが生じてしまったり、学習のボリュームとして取捨選択の時期にあると感じるが、どのように選択していくべきかを相談しました。
回答◀︎◀︎◀︎確かにあっちをとればこっちが立たずのような状況になっているので、ある程度学習すべきことを絞っていく必要性があるとのこと。ただ特別支援教室では音韻だったり、【てにをは】だったりもっと基礎的な部分を重点的に取り組んでいるので、日常の学習に関しては一度学級の先生とも相談しながら進めさせて下さい。とのことでした。
来年度の特別支援教室の利用に関して
もうこの時期から来年度の特別支援教室の利用継続の有無に関して、現状の考えを聞かれました。もう来年度かぁと早く感じますが、利用者も増え続けている中で教師の確保だったり、組み合わせだったり、ある程度の見立てを早い段階つける必要があるのかもしれませんね。
我家としては長女が受ける意思があれば受けたいなと思っていたので、継続でお願いしました。とはいえ、長女的には今年度のグループ学習の組み合わせがあまり気に入っておらず、初めて「特別支援教室辞めようかな、、、」という発言がありました。理由などは先生とも共有はしているのでそこらへんの意図は汲み取って頂き、『継続(仮)』という形で話が纏まりました。
まず感謝
そんな感じで面談が終わりました。面談の後、毎度感じるのは、長女の成長に関与している人の多さとその人たちへの有難さです。私が結構ハードタイプの人間なので、理解しているはずなのに、優しくできずについ怒ってしまったり、悪態ついてしまったりとダメな部分が多いのですが、それでも長女が折れずに頑張れるのは、先生方が優しく励ましスモールステップアップな成功体験を準備してくださっているおかげです。本当にいつもありがとうございます。
そんなこんなで
特別支援教室での面談は子供の現在地を知るとてもいい機会となりました。いろんな期待と不安を抱きながらも成長を見守っていきたいと思います。
そしてなんだかんだもう年度も半分過ぎて、次の学年が見え隠れし始めましたね。本当にあっとゆう間です。後半戦も元気で過ごせるといいなー。ではでは。
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