どうも、第三子妊娠に向けて不妊治療中のアラフォーママ、イチニノです。3人目妊娠に向け赤坂から三軒茶屋にクリニックを転院し、不妊治療を再開しました。現在PPOS法で採卵を終え、ついにD19、6日目3BAの胚盤胞移植をして参りました。ではどうぞ。

ついに移植当日
D19になり、ついに移植当日です。移植の予約は11:30〜12:00と決まっているらしく、私の予約は12:00。移植日前日、当日と通しての食事制限はなく、尿を溜める必要もないのでいつも通りクリニックを訪れ、受付を済ませました。
今回の移植はD15にSEET法を受けた(SEET法については▶️こちら)以外にもアシストハッチング(AHA)と高濃度ヒアルロン酸移植用培養液を予定しており、着床ができる手助けを詰め込んでいただきました。
アシストハッチング(AHA)
胚移植の際、受精卵をおおっている透明帯(卵の殻部分)から胚盤胞が孵化(ハッチング)するのを補助し、着床率の向上をはかる方法。ハッチングの補助としては透明帯の一部を薄くしたり穴をあけたり、切開したりといった方法がとられます。
高濃度ヒアルロン酸移植用培養液
ヒアルロン酸が多く含まれる粘性が特徴的な培養液。ヒアルロン酸には胚の保護と子宮内膜への胚の着床を促す効果、また受精卵が子宮内から排出されるのを防ぐ効果があるため、着床および妊娠率の向上が期待できます。
凍結胚の融解後のグレード
まずは培養士さんとのおはなしです。
6日目、3BAの胚盤胞は融解後どうなっているのか。まず凍結前の胚盤胞がこちら。

そして肝心の融解後の胚がこちら。

アシストハッチング(AHA)の効果もあり、凍結前と比べると成長が進み、中が飛び出してきているように見えます。

グレードもしっかり5BAまで上がっています。6日目の胚盤胞は妊娠成績としてはあまり良くないらしいのですが、ひとまずは『成長し生きている』という確認ができて少し安心しました。
移植準備
移植準備のため、まずはベッドルームに案内されます。
ベットには毛布と着替えが用意されており、指定の服装に着替えていきます。
上半身は私服、下半身は全て脱衣して、指定の浴衣型に近いようなオペ着とスリッパに着替えて完了です。
その日、私より前に2人ほど移植予定の方がいるようで、順番を待つことになりした。
いよいよ移植
そして待つこと10〜15分ほどだったでしょうか。
私の移植が回ってきました。移植用の内診台に案内され、開始です。
まずはエコーで内膜のチェック。内膜12.6mmとまずまずではないでしょうか。
そして消毒の後、移植用のカテーテルを子宮内まで通し、位置などエコーで再度確認したところで、準備は完了です。
すると移植の部屋にあったモニターに融解後の胚盤胞が映し出され、リアルタイムで胚盤胞の状態を見ることができました。流石に携帯を持ち込んでいないので画像を撮れませんでしたが、移植直前の胚の発育段階としては6相当の孵化後胚盤胞そのものでした。

先生からも「いい状態ですね」とのお言葉いただき、ちょっと嬉しくなりました。
そしてそこから移植用のカテーテルに吸い込まれていくとこまで見送って、、、ついに移植です。
といっても特に何も感覚などないのですが、、、カテーテル内の胚を押し出し、子宮内に入れ終わると移植は終了。最後、カテーテル内に胚盤胞が残っていないか培養士さんが確認してくれてこちらも問題ないとのこと、後はこの胚盤胞が頑張ってくれることを願うのみです。
移植日のホルモン値
遅くなりましたが、移植のあとホルモン値の確認がありました。
E2:148.6 pg/ml
PROG (プロゲステロン):>40.000 ng/ml
先生一言「いいですね」とのこと。特に問題もなく全ての工程は終わったようで安心しました。
お会計
移植が終わると、ベットルームに戻って帰宅の準備となります。赤坂のクリニックではレポート報告当もあるため20分の安静があったりと移植後結構時間がかかっていましたが、三軒茶屋ARTレデイースクリニックではそういったこともなくすぐに帰宅となりました。働く女子にとっては通常の診察もそうですがとにかく時短であることはかなり助かりますね。ありがたい。
そしてお会計は
お会計
保険適用分 43,300円
合計 43,300円
保険適用外の時は普通に10万越えしていたのを思うと本当に身近な治療なったのだなと。しみじみです。
ということで
長くやってきた三軒茶屋ARTレディースクリニックでの採卵方法:PPOS法を開始してから子宮内フローラの治療を経ての1回目の自然周期の移植がついに終わりに近づいてきました。本当に不妊治療というものは思い通りにいかないなぁということを痛感しながら過ぎていった4ヶ月でした。
あとはD27に控えた移植結果です。思い通りにいかないとは理解していますが、子宮の中にいる胚盤胞が頑張ってくれることを願いながら、結果を待ちたいと思います。
ではまた。

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