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【発達障害グレーゾーン・境界知能】小学校での困りごと。授業中の『立ち歩き』とその理由

H017グレーゾーン・境界知能

どうも、発達障害グレーゾーン・境界知能の小学生長女をもつハハ、イチニノです。今回は小学校での困りごとシリーズ第一弾!授業中の立ち歩きに関してです。2年生の時に指摘された立ち歩きについて学校の様子やの理由などです。ではどうぞ。


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授業中の立ち歩きについて

発達障害をもつお子さんの中には同じ様に立ち歩きを心配されたり、実際に小学校の先生から指摘をいただいたりという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
長女も騒いだり等はないものの、フラっと席を立ち歩き、そのまま授業に参加できていない時があると先生からお話しいただいていた時期があります。

学校の連絡があったのは小学2年生の1学期

まずなぜ小学一年生の時は見られなかった立ち歩きが2年生になって現れ始めたのか、先生とのお話しと長女とも話し合うことによって原因や理由が見えてきましたきました。

先生との面談

まず、先生からの面談の内容から、立ち歩きが見られるのは、グループ学習の際と授業開始時の2パターンということがわかりました。
グループ学習では主に学活や生活の時間に4〜5人で机をくっつけて話し合いを行う時に、話合いに参加せず1人で教室の窓際へ行き外をみたり、自分のロッカーをいじったりしている。
授業開始時では休み時間を引きずるように、お友達の席でおしゃべりを続けてしまい、授業開始のチャイムがなっても着席できておらず、結果、授業中に授業の準備をするなど立ち歩きをしてしまっている。とのこと。
さらに立ち歩きについて先生より注意があった際にもなかなか止めることができず、着席までに時間がかかり、放置にも近い状態であるとのことでした。

子供との話し合い

そして長女との話し合いです。まず先生から立ち歩きがあったことを本人にも伝え、その事実確認をしました。長女の認識としても立ち歩きをしてしまっていることは自覚があったもののやはりバレたくなかった内容だったらしく、不機嫌になってしまいました。

ただこちらとしては怒るつもりもさらさらなく、むしろ自分でも立ち歩きに関してして『ダメなこと』という認識があるのであれば、解決できる様に原因とか対策を考えようということを伝えました。すると怒られないと安心したのかすんなりと受け入れ、なぜ立ち歩いているのか素直に話してくれました。(正直この頃の会話レベルはまだまだ低かったので、何が?何を?誰が?とチンプンカンプンな部分もありましたが、長女が伝えたい、話したいであろう内容を拾ってあげながら、こちらでまとめつつ、また内容が合っているか聞きながら話を聞き進めました。)


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そして長女が抱えている課題として3つあることがわかりました。

▶︎内容が難しい
まず一つ目は単純に『勉強や指示が難しい』ということです。小学1年生では理解できていた一斉指示の内容が複雑になり、学習内容に手こずることも増え、少しずつ通常の教育課程のレベルについていくことが難しくなってきていたのだと思います。その為、授業へのやる気がなくなり、またグループ学習でもうまく取り組むことができなくなったり、立ち歩きをすることで気を紛らせリフレッシュしていたようです。

▶︎周囲の音をうるさく感じてしまう
次にこれは意外だったのですが、グループ学習の際にみんなが一斉に話す声や音がうるさく集中ができないとのこと。「聴覚過敏」気味になっていたようです。長女は特に感覚過敏のひとつである聴覚過敏という診断はないのですが少しその要素も持っていたのかもしれません。とにかく順番もなくみんなが一斉に話したり、騒いだりすることに気が散ってしまう様で、自分の気持ちを落ち着かせたり、課題を考えたりるすためにも席を離れたくなったとのことでした。

▶︎先生に対する恐怖心
そして最後が先生に対する恐怖心です。学年が上がり、長女の学校ではクラス替えがないものの担任の先生が初めて変わったのですが、まずその変化に慣れられず先生とも距離があったこと。そしてその状況で先生がクラス全員に対して怒った(注意した)こと。で恐怖心が芽生えてしまったようです。以前もこの様なエピソードがを書かせてもらったのですが【そのエピソードは是非こちらで】発達障害グレーの長女はよくイメージにのみこまれて必要以上に恐怖を感じてしまったり、ありもしない悪い想像をしてしまう傾向にあります。そのせいもあり、今回も恐怖心から先生の話している言葉がうまく入ってこなかったり、思考が停止していまったり、行動に移すことができなかったり、いつも通りに『聞く→考える→行動する』という動きに弊害が起きてしまっているのです。


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そして長女との話し合いを終え、担任の先生と再度話し合いの場を持ちました。

つづきます。▶️つづきはこちらから

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