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【発達障害】子供と動画の付き合い方について考えてみた

H003グレーゾーン・境界知能


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【発達障害グレーゾーン】動画(▶︎YouTube)との付き合い方について

どうも。イチニノです。まだ全然細かく長女の発達障害について書けていないので、少し急な話題になってしまって申し訳ないです。ただズーーーーーっと悩んでいた動画(うちはもっぱらYouTube)との付き合い方について長女とも話あい、一つルールを取り入れることにしました。開始して間もないのでうまくいくかこれから検証になりますが、今のところ順調に馴染んでいたりするので共有させて下さい。発達障害かどうかに関わらず子供の動画やゲームとの付き合い方問題については、悩み、迷っている方も多いと思うので、参考になれば嬉しいです。

YouTubeが好きすぎる

うちの子に限らず、生まれた時からネット動画やゲームが生活のそばにあった現在の子供たちにとって、動画やゲームが日々の生活に不可欠な存在になっている人も多いのではないでしょうか。私としては自分自身もテレビっ子でしたし、ハマるとゲームも延々してしまう性格なので、それ自体がダメだという考えは全くありません。遊びのコンテンツとしては学びもあったり、興味の幅が広がったりと良い面も兼ね備えていると思います。
ただ発達障害が関係しているのかは分かりませんが、長女の場合、一度見始めたらなかなかやめることが難しく、本当に切れ目がない。特に雨の日なんて一日中動画漬けになったりと終わりがない。そんな状態にあり、それなしでは他に楽しみがないような、Youtubeに取り憑かれているような、そんな関わり方になっているなと思いました。

切替する練習が必要??

長女の発達障害の特性を一部抜粋して下記に挙げますが、、

LDっぽい(読み書き不得意)
ワーキングメモリが少ない(語彙数が少なく、概念の定着が難しい)
先の見通しを立てるのが苦手
忘れやすい
疲れやすい

と言うことがあるので、野放しにしてしまうと、まず❶自分の思い立ったことをどんどん進めてしまい(=Youtubeを見る)、マストでやらなければいけないことを悪意なく忘れてしまいます。そして❷こちらが声掛けをする頃には疲れが溜まった状態で取り組むこととなり、何をするにも拒否感覚が強くなり機嫌が悪くなってしまう。本当に悪循環です。
なので無理矢理にでも切替をする切れ目を作る必要があるなと感じていました。

特に問題だったのは学習面

毎日の学習としては小学校から出される宿題があると思います。
当たり前ですが勉強からYoutubeへの移行は見事なぐらい早く美しいです、しかしYoutubeから勉強への移行はどんだけ深い溝があるのだろうと思わされるほど時間がかかり、進まない。
そもそも学習に対してあまり自信がないのか、基本的に宿題に対しマイナスな感情を持っている長女。
(※この特性もスモールステップアップで少しづつ「できた!」という自信をつけることが重要視されている発達障害やグレーゾーンの特徴とも言えるのかもしれないですね。)
調子がいい(自分が簡単にできる)時はすぐに終わらせ、ルンルンでYoutubeを見始めるのですが、”うまくいかない・わからない・間違える”という状況は長女のプライドを傷つけるようで、「やりたくない」になってしまいます。Youtubeを見て気分を変えてみても、宿題に対して不得意意識を払拭できないのか、なかなかやる気も出ず、問題も解けず、、、と永遠に終わりません。


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それに眠気が合わさると、、、もうお察しだと思いますが、さらにイライラが募り、泣き喚くなど大爆発してしまうことも未だにあります。

これまでの失敗パターン

これまで、このような悪循環や不調に見舞われるたびに、もう動画を見るのはやめた方がいいのでは?と思い、色々とルールを作って実践してみたりもしていました。

・1日1時間と動画を見れる時間を決めて見る。
・やること(ご飯、お風呂、宿題、明日の準備など)をやってから見る。
※逆にやれていないと見れない
・全面的に禁止にする

しかし、数日やってみるものの長続きしない。またさらに良くないと思ったのはこのようなルールを決めるたびに「動画への依存度が増してしまっている」と感じたからです。

ルールを一緒に考えてみた

そこで今回は一緒にルールを考えることにしました。

今回は長女に今まで取り入れたルールを含め、どういった方法ならうまくいくか、またどうゆう方法が嫌かを挙げてもらいました。
そうすると、方法はわからない。けれど時間を決められたり、縛りがつくのが嫌。自由な時間を多く持てるようにしたい。とのことでした。
そこで親の意見としてはYoutubeに依存してほしくないという意味を込めて、Youtubeを悪いものにしないようにしてほしいと伝えました。(YouTubeによって何もできていないとかやるべきことができていない。となると、Youtubeがあなたにとっていいものとは思えないと言う旨)なので寧ろYoutubeを見ることでプラスにできるようなものであったらいいなと。

新ルール「感想文を書く」ことに

意外と一緒にルールを考えてみると、自分の意見が取り入れられたことで安心感もあったのかすんなりと新しいルールを決める事ができました。

それが「感想文を書く」と言うこと。

Youtubeを好きに、時間の縛りもなく見れる代わりに、どんなYoutubeを見たのか❶見たチャンネルの名前❷どんな内容か❸感想の3項目を書くことにしました。もし感想を書くことが面倒であれば、別のことをしていいし、見たければ感想を書いてずーと見続けることもできる。そんなルールです。

新ルールの効果

そんなルールを取り入れて約1週間。

とってもよかったなと思うことがあります。それは感想を書くという物理的な時間の切れ目ができたことで、切替がうまくいく場面が増えたことです。動画1つ見たら宿題ね!とかお風呂ね!などやるべきことに絡めたルールではないため、そこが不安だなと思っていたのですが、意外にもその切れ目のおかげて声掛けすればすんなり取り組めるようになりました。きっと今まで見たい動画ではなくてもついつい流し見をしてしまい、ズルズルしていたところに歯止めがかかり、切替がしやすくなったのかな?と思います。

今後の期待と展望

正直、私はLDの読み書き苦手の傾向が強い長女にとって小学校からの出される宿題が本人のレベルや成長に沿ったものなのかな?意味はあるのかな?と思っていました。今長女に必要なのはひたすら新しい漢字を覚えるというより、自分の頭の中の気持ちや考えを書きだすことで、5W1H(いつ/どこで/誰が/何を/なぜ/どんなふうに)の練習をしたり、音韻の確認をしながら正しく書き起こし、さらにそれを読めることの方が必要なのではないか。つまりこのルールをやっていくことが生活面でも学習面でも良い働きになってくれるのではないかなぁと。思っていたりしまうす。


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なので各所先生方ともどうするのが良いのか話題の一つにはなっていた宿題に関しても、”やらない”もしくは”少なくする”と言うことでクラスでの授業により一層ついていけなくなるのではないかといった懸念もあり、放置していたのですが、今回のこのルールが長女にもしっくりくる形で、ストレスなくできるのであれば、この感想を書くことを宿題にしてもらうのもいいのかなと思いました。

とはいえまだ始まったばかりの新ルールどこまで効果を発揮できるかは未知数ですが、うまくフィットしてくれることを願っています。

ではでは

“new attempts and expectations”


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