どうもイチニノです。D14でついに、ついに、PPOS法で卵巣刺激をおこなっていた採卵周期の採卵当日となりました。ここまで短いようで長かったですね。。生理リセットの内服(ノアルテンとプレマリン)を忘れてしまったり、ペンタイプの自己注射(レコベル)にビビったり、精子の外部持込を希望するも、直前で立ち消えになってしまったり、色々ありましたが、ついに採卵の日を迎えることができました。不妊治療中の方も、これから採卵の方など参考にしていだければうれしです!

いざクリニックへ!
問題なく薬の処方や準備のスケジュールをこなしました。
〜採卵周期お薬の追加スケジュール〜
【オビドレル】:卵を成熟させるトリガー。採卵2日前の21:00に自己注射
【ブセレリン】:排卵の抑制と卵を成熟させるトリガー。採卵2日前の20:30と21:30に両鼻に1プッシュずつする点鼻薬
【ブルフェン】:排卵の抑制。採卵2日前の22:00、1日前の6:00、14:00、22:00、当日の6:00に1回1錠服用
【カバサール】:OHSS(卵巣過剰刺激症候群)対策。採卵2日前から採卵当日まで、就寝前と朝に1回1錠服用
〜採卵日当日に向けてのスケジュール〜
・全身麻酔で採卵を行う為、食事は当日の午前1:00まで、水・お茶等飲料は午前7:00まで
・化粧(眉毛と目の周りのみ可)やアクセサリ、ネイルなどはオフしておく
・コンタクトの場合はメガネで来院。もしくは保存ケースにて外せる準備をしておく
・精子は自宅採取で持込
・クリニックへの来院時間は午前8:10厳守
こなしました。とはいえ、小学生とチビっこのいる我が家にとってこの朝スケジュールははなかなかなボリュームでした。そもそも殿が採取するのも鮮度を考えると、直前に採取したいところ。しかし娘たちが起きてくる時間に突入している為、ソワソワが止まらんだろうなと思います。けどどうにかとってくれて、病院に向かうことができました。
【採卵日当日】内容と流れ
精液の提出
まずは自宅採取にて持ち込んだ殿の子分である精子カップを提出っと、、ん?やたら軽くないか?と思って中をちらっと覗くと想像よりもかなり少量の精液。これ足りるの???採卵前からすでに心配になってしまいました。(なにせ殿は乏精子症でプラスDNAの損傷も激しいとの検査結果が出てますからね)しかも前記事に書いた通り外部(エスセット)からの持込も出来なくなってしまっているので、とりあえず量だけでも安心しておきたかった。。けどそんなに上手くいかないですよね。。と謎の凹みです。
安静室での着替えと麻酔準備
とはいえ、こちらの採卵の準備はどんどん進みます。今回は全身麻酔で行うので手術着に着替えて、しばし待ち。この後看護師さんに点滴の管を確保して、準備万端wあとは順番を待つのみです。
いざ手術台へ!
私より前に一人採卵の方がいたようで少し待ちましたが、諸々の準備が整ったのか、オペ室に案内されました。血圧や、心拍、酸素マスクなどを装着し、早速麻酔を入れていきます。いくつか投与してる声が聞こえ、こちらもそわそわ、ぱちぱちと瞬きしておりましたら看護師さんの「深呼吸して下さいねぇー」とゆう言葉を最後に爆睡モードに突入。気がつけばタンカーで移動して個室で眠っておりましたw
無事採卵はできたのか、いくつ採卵できたのか、そして良好な卵子はあったのか不安と少しの期待で再度安静室で待機となりました。
待機〜内診へ
待機していると看護師さんから温かいお茶とクッキーを頂き、この後内診と先生との診察がある旨を説明され、着替えと出る準備ができたら教えてくださいとの指示がでました。(朝からなにも食べていないのでこのクッキーの甘味が体に沁みました。)少し休憩し、着替えを済ませて、次は待合で内診の案内を待ちます。朝の段階ではそんなに人もいなかったのに採卵が終わるともうすでにたくさんの患者さんたち。この時点で1時間半は経っているので混むのも納得ですけどね。

その後無事内診に呼ばれ、卵巣の腫れのチェックだけかと思いきや、採卵後ガーゼで止血されていたようで、そちらもとって頂きました。(多分ガーゼのこと説明あったと思うのですが、正直全く記憶にございません。さすが全身麻酔。)卵巣自体はもう採卵周期で見ていたものとは全く違う、何がなんだかわからないものになっておりました。
子宮内膜:11.7mm
右卵巣:56.4mm
左卵巣:41.3mm
腹水:+
ついに採卵結果発表!先生とのお話
再び待合に戻り次は採卵の結果を聞く為、先生との診察を待ちます。意外にも内診からすぐによばれ、結果は12個!!とのことでした。事前の個数から全く誤差なく(少し増えたらいいななんて思ってました。よくばりですね。)とにかく無事採卵出来ました!本当に一安心。そして殿の結果ももらいました。「旦那さんはねぇ、うーん元気ないけど、60万の中から頑張ってもらおうねと。」60万の軍隊ってすごいはずなんですけどね。妊活においてはまだまだなのね。とにかく頑張ってもらうしかないですね。
【採卵当日】精液所見▶️調整前
精液量:1.8ml
精子濃度:1060万/ml
総運動率:17.5%
運動精子濃度:190万/ml
総運動精子数:330万
前進運動率:4.6%
正常形態率:2.2%
【採卵当日】精液所見▶️調整後
液量:0.5ml
精子濃度:60万/ml
総運動率:100.0%
運動精子濃度:60万/ml
総運動精子数:30万
驚いたのは、調整前ですが精子数かなり上がってました。精子濃度で1000万/ml超えるのは前クリニックからも精索静脈瘤の手術後からも一度も見たことありません。まぁ運動率は依然として低い数値ですが、これちゃんと射精頻度あげれば割といいところまでいけるのでは?と先生の残念そうな反応とは裏腹に、(あってほしくないですが)次の採卵の事を考えてしまいました。
薬剤指導カバサールとクラリスロマイシン内服、セトロタイド自己注射
前のクリニックでは採卵後は感染予防の抗生剤ぐらいで、その他の薬や自己注射の指導はなかったので、まだ続くのかぁと少しへこみました。(特に自己注射)ただ内診でも診察でも腹水が溜まっていることと卵巣の腫れでOHSSの心配があるとのことで、処方されたのだと思います。なのでむしろ前まで10個採卵した際にも腹水等症状がほぼ出なかったのは私にあった刺激方法だったのかもなと思いました。
【クラリスロマイシン】感染予防対策。採卵当日の晩から2日後の朝まで、朝と晩に1回1錠内服
【カバサール】OHSS(卵巣過剰刺激症候群)対策。採卵当日〜7日間、就寝前と朝に1回1錠内服
【セトロタイド】OHSS(卵巣過剰刺激症候群)対策。採卵当日から5日間、21:00〜22:00の間に自己注射

セトロタイドはバイアルタイプの自己注射になります。注射時にはただ打つだけでなく、注射液を自分で作る必要があり、前のクリニックで処方されていた時は毎日大変でした。そして今回、逃れられた!と思っていたのですが、、、ここで登場してしまいましたね。頑張らないと。
お会計
今回のお会計は97,110円。
保険適用になったとはいえ、やはり金額はかかるのですね。もちろん2人目の不妊治療の時にかかっていた採卵費用と比べると低くなってますが、いい金額ではありますよね。
次回は3日後に受精卵の発育確認!
ついにここまできました3人目不妊治療。次回は電話での受精卵の発育確認です。本当に緊張するのはここからですよね。とれた卵子のうちどれぐらい成熟卵なのか、またちゃんと分割が始まってくれるのか。さらには胚盤胞になってくれる受精卵はあるのか、診察の緊張感もますし、メンタル的にも結構浮き沈みが激しくなりそうです。できるだけリラックスしてその日を迎えたいですが、全てが想定通りにいった訳ではないので、まーぁ色々考えてしまいますね。とはいえ、一旦は私にはなにもできないターンに入ってはいるのでただただいい結果が得られるように徳を積みたいと思います。
ではではまた!

“just wish you luck.”
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